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用 語 | 犬山城 |
よびかな | いぬやまじょう |
別 名 | 白帝城(はくていじょう) |
カテゴリー分類 | 設計関係/建築様式/建物/城郭建築 |
構造分類 | − |
工事分類 | 城郭建築 |
関連用語 | 建築様式・城 |
参照資料 | − |
犬山城とは、
愛知県犬山市にあった城で、現在は江戸時代までに建造された天守が現存する。
木曽川沿いの高さ約88メートルほどの丘に築かれた平山城で、別名、白帝城は木曽川沿いの丘上にある城の佇まいを長江流域の丘上にある白帝城を詠った李白の詩「早發白帝城」にちなんで荻生徂徠が命名したと伝えられる。
前身となる砦を織田信長の叔父である信康が改修して築いたものを石川貞清が改修し現在のような形となった。
この際の建築用材は金山城の建物の一切を解体移築したという「金山越」の伝承がある。江戸時代には尾張藩の付家老が入城し、成瀬正成以来、成瀬氏9代が明治まで城主として居城とした。現存する天守が建てられた年代については天文期説、慶長期説などがあるが、現在のような姿となったのは成瀬正成が改修した元和3年(1617年)ごろである。近年まで、城主であった成瀬家が個人所有する文化財であったが、現在は財団法人に譲渡されている。
● 所在地 | 愛知県犬山市大字犬山字北古券65−2 |
● 城の種別 | 平山城 |
● 築城者 | 織田信康 |
● 築城年 | 天文6年(1537年) |
● 遺構 | 独立天守閣(国宝) |
● 天守閣の構造 | 木造 本瓦葺3層4階地下2階 |
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