住宅建築専門用語辞典

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用 語気密住宅
よびかなきみつじゅうたく
別 名
分 類建築設計/プラン・間取り/設計一般
構造分類全般
工事分類
関連用語居住性・計画換気・24時間換気・隙間・気密性
参照資料

気密住宅 とは

気密住宅 一般的に相当隙間面積が5c㎡以下の、隙間が少なく気密性が高い住宅を「気密住宅」と言う。

尚、住宅性能表示制度省エネルギー対策等級にて4等級を採用する場合には、断熱地域区分のⅠ地域とⅡ地域の寒冷地では相当隙間面積を2c㎡以下にするように規定されています。

気密住宅として、隙間面積を減らすことで、不必要な換気を減らし、熱損失を少なくするとともに、機械などにより給気と排気の経路を明確にした計画換気24時間換気システム)を行なうことができます。

気密住宅において、気密性をを上げるために外気に面する床(※1)・壁・天井の面に防湿気密フィルムを施し、それらの継目に気密補助材にて連続性を確保する気密工事が必要となります。

※1
床下地板に構造用合板構造用パネルパーティクルボード等通気性の低い乾燥した面材を用い、その床合板等の継目に気密補助材で処理した場合には、床に防湿気密フィルムを設けなくてもよい。