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用 語小倉城
よびかなこくらじょう
別 名勝山城(かつやまじょう)・湧金城(ゆうきんじょう)
分 類建築設計/建築様式/城郭建築建物
構造分類全般
工事分類城郭建築
関連用語建築様式・城
参照資料

小倉城 とは

小倉城

現在の福岡県北九州市小倉北区にあった城で、別名、勝山城(かつやまじょう)、湧金城(ゆうきんじょう)。

小倉城は慶長5年(1600年)細川忠興が豊前・豊後40万石を与えられて入国し、慶長7年(1602年)大規模な小倉城築城を行った。
寛永9年(1632年)細川氏は肥後熊本に移封となり、その後に小笠原忠真が播州明石から入国した。以来明治までの10代約230年の永きにわたり小笠原氏15万石の居城となったが、慶応丙寅の変(1866年)で城を焼失し、現在の小倉城は昭和34年(1959年)再建されたものである。

天守閣の外観は、唐造りと呼ぶもので、4階5階の間には屋根庇がなく、5階が4階より大きくなっている。また、石垣は野面積みで素朴ながらも豪快である。


● 所在地 福岡県北九州市小倉北区城内2番1号
● 城の種別平城
● 築城者細川忠興
● 築城年慶長7年(1602年)
● 遺構石垣・堀割
● 天守閣構造鉄筋コンクリート造 4層5階(昭和34年再建)