住宅建築専門用語辞典

住宅建築
専門用語辞典

TOP > 建築材料 > 大理石
用 語大理石
よびかなだいりせき
別 名
分 類建築材料/仕上材/石材
構造分類全般
工事分類石工事
関連用語組石・変成岩・石灰岩・石材
参照資料

大理石 とは

変成岩の一種で、大理石の名称は、中国雲南省の大理県で産出することにちなんでいます。
日本でも産出されますが、建築材料としてはほとんどが、イタリア、スペイン、ギリシャ、フィリピンなどから輸入されています。

大理石は、石灰岩からなり、炭酸カルシウムの比率が高い程白色で、不純物が多い場合は灰色や茶色、黒色となります。
また、ほとんどの石灰岩が大昔のサンゴ礁の残骸で、サンゴ、ウミユリ、などの化石が含まれていることがよくあります。

大理石(石灰岩)は、御影石(花こう岩)に比べて軟らかく、加工しやすく、また、模様や色調が美しく、磨くと光沢が出るため、内装によく用いられている石材です。
反面、耐久性は弱く、屋外で酸性雨にさらされると、長くても1年くらいで表面のつやを失ってしまいます。基本的に屋内の水のかからない所が適しています。

大理石