住宅建築専門用語辞典

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用 語耐震等級
よびかなたいしんとうきゅう
別 名
分 類建築設計/法律/品確法
構造分類全般
工事分類
関連用語住宅性能表示・耐震・等級・地震
参照資料

耐震等級 とは

住宅性能表示制度および耐震診断により、建物がどの程度の地震に耐えられるかを示す等級。

耐震等級は、建築基準法の耐震基準を満たせば「等級1」、その1.25倍なら「等級2」、1.5倍なら「等級3」となる。耐震等級を取得した住宅は等級に応じて地震保険の割引が受けられる。

◆住宅性能表示制度の耐震等級(倒壊防止)◆

等級基準
1数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない。
(建築基準法に定める対策がなされている。)
2数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない。
(建築基準法の1.25倍の対策がなされている。)
3数百年に一度の大地震でも倒壊・崩壊しない。
(建築基準法の1.5倍の対策がなされている。)

◆住宅性能表示制度の耐震等級(損傷防止)◆

等級基準
1数十年に一度の中地震でも損傷しない。
(建築基準法に定める対策がなされている。)
2数十年に一度の中地震でも損傷しない。
(建築基準法の1.25倍の対策がなされている。)
3数十年に一度の中地震でも損傷しない。
(建築基準法の1.5倍の対策がなされている。)

また、住宅性能表示制度での「構造の安定に関すること」では、耐震等級と同様に耐風等級についても下記内容の等級が設けられています。

◆住宅性能表示制度の耐風等級(倒壊・損傷防止)◆

等級基準
1500年に一度の暴風でも倒壊・損傷しない。
(建築基準法に定める対策がなされている。)
2500年に一度の暴風でも倒壊・損傷しない。
(建築基準法の1.2倍の対策がなされている。)