寝殿造りの屋内に設けられた壁で囲われた閉鎖的な小室。 寝室として用いられるほか、衣類や調度の収納場所ともなったが、平安時代中期以降は就寝には使われなくなった。 また、民家でも就寝や収納の場とされ、しだいに納戸などとよばれることが多くなった。