外部に設けられている電気配線(本線)から、配電されてきた電気を住宅内に分岐するための機器。 住宅用分電盤は、樹脂などの箱形をした形状で、中には、電気を配電するたくさんの分岐回路のほか、漏電が発生すると、自動的に電気を遮断する漏電遮断器や、電気の契約容量や電線の許容電流を超えた電気が流れたときに作動する配線用遮断機がおさまっています。 最近では、家庭内で使用する家電製品が増えるとともに、パソコンや床暖房など大量の電気を使用するものが普及してきたことにともない、必要な回路数は増加する傾向にあります。