スラット(羽根)を回転させることで採光を自由に調節でき、窓からの光を優しくコントロールできるウィンドウトリートメントです。
一般的にブラインドとは、横型の「ベネチアンブラインド」を言い、縦型は「バーチカルブラインド」といいます。
尚、ベネチアンブラインドは、イタリアのベネチアで誕生したことからベネチアンブラインドと呼ばれています。
ベネチアンブラインドには、羽根(スラット)の幅が15mmと25mmの2種類があり、事務所などでは25mm幅が主に用いられています。
また、15mm幅は繊細なイメージを与えますが、スラット幅が狭い分、スラットの枚数が多くなり、25mm幅より割高になります。
操作方法は、羽根の間を通ってブラインドの下部までつながるコードを、直接引っ張るタイプの「コード式」、昇降装置はコード式と同じですが、羽根の回転を操作棒で行う「操作棒式」、昇降の操作と羽根の回転を一本の棒で行える「マルチポール式」、天窓や高窓など手が届かない窓に用いる小型モーターを内臓した「電動式」があります。
また、住宅ではアルミ製のブラインドが水廻りを中心に使用されているのに対し、主に居室で使われるのが木製ブラインドです。
アルミにはない温もりを感じさせる木製ブラインドは、洋室はもちろん、和室にもマッチし人気があります。
【相対語】・・・バーチカルブラインド