水分を与えて熱を加えると可塑性が大きくなる木材の性質を利用して、曲線状に加工した材、またその技法。 ブナや楢(ナラ)を蒸発し、型によって成型するこの加工法は、1930年代、ミカエル・トーネットが開発。 曲線をある程度、自由に使うことが可能となったため、木製品のデザイン、とくに椅子のデザインは大きく変化した。