14~16世紀、イタリアを中心としたヨーロッパに広まった古典文化への回帰を志向した思潮をもとにした様式。
ルネサンスは再生の意味で、古代ギリシャ・ローマの再現を目差したが、単なる模倣ではなく、新しい表現や技術の展開など、その成果は後世に大きな影響を与えました。
垂直を強調したゴシック様式に対して、水平線の強調が特徴。建築の内部では木製パネルの利用、大きなタペストリーなどの装飾に特徴があるほか、椅子などの家具には、機能性重視の傾向が高まりました。
レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロら多くの芸術家が活躍した時代で、建築において、この様式を方向付けたのはブルネレスキです。
ルネサンス様式以外に、ロマネスク様式・ゴシック様式・ビザンチン様式・バロック様式・ロココ様式・ノルマン様式・チューダー様式・エリザベス様式・ジャコビアン様式・クィーンアン様式・アダム様式・ジョージアン様式・シェラトン様式・チッペンデール様式・ヘップルホワイト様式・リージェンシー様式・ヴィクトリア様式・ルイ16世様式・アンピール様式・コロニアル様式・シェーカー様式・フェデラル様式・ビーダーマイヤー様式・イスラム様式などがあります。