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用 語 | 断熱構造 |
よびかな | だんねつこうぞう |
別 名 | − |
カテゴリー分類 | 設計関係/性能関係/省エネルギー |
構造分類 | 全般 |
工事分類 | 断熱工事 |
関連用語 | 省エネ・断熱性能・断熱材 |
参照資料 | 建物性能の基礎知識/断熱性能(省エネ対策) |
断熱構造とは、
住居を断熱材を用いて断熱措置を行うことや日射遮蔽の措置を用いて熱の伝わりを防ぐ仕組みを「断熱構造」と言う。
断熱措置には、大別して内断熱工法(内張り断熱工法)と外断熱工法(外張り断熱工法)があります。
断熱構造とする部分は、居住空間を断熱材でスッポリ包み込んでしまう部分で、外気に接している天井(小屋裏が外気に接していない場合は屋根)、壁、床、及び開口部、並びに外周が外気等に接する土間床を言う。 (省エネ法の設計・施工指針参照)
小屋裏は、一般的に小屋裏換気口が設けられ外気に接しているので、天井面に断熱材を設けることになる。しかし、小屋裏換気口を設けない場合は、屋根面に断熱材を設ける。
壁については、外周壁に断熱材を設ける事が基本ですが、図示のようなビルトインガレージの場合には、車庫と居住室との境界の壁に断熱材を設ければ、車庫の外壁部には断熱材を設ける必要がない。
1階の床については、床下換気口が設けられている場合は床面に断熱材を設け、図示のようにオーバーハングの場合は、2階のはね出した床は外気に接しているので忘れず断熱材を設ける必要があります。
床下換気口若しくは基礎パッキンが設けられている1階の床は、直接外気に接していませんが床下を介して外気に接しています。この場合の断熱材の厚みは、外気に直接に接している床に比べ薄くてよい事になっていて、「その他の床」として「外気に接する床」と区別されています。
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