建築物省エネ法において、通風の確保など地域の気候・風土・文化を踏まえた工夫の活用により、優れた居住環境の確保を図る伝統的構法による住まいづくりの重要性に配慮し、地域の気候及び風土に応じた住宅を気候風土適応住宅と言う。 気候風土適応住宅は、説明義務制度の適用にあたり、省エネ基準を一部合理化し、この気候風土適応住宅の要件については、建築物省エネ法において規定されているほか、所管行政庁がその地域の自然的社会条件の特性に応じて要件を定める場合もあるため、住宅を建設する地域の要件がどのようになっているかを事前に確認する必要があります。