住宅建築専門用語辞典

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用 語違い棚
よびかなちがいだな
別 名
分 類建築工事/部位呼称・納り名称/一般
構造分類全般
工事分類木工事
関連用語和室・床の間・床脇
参照資料

違い棚 とは

違い棚

二枚の棚板を左右から食い違いに吊った棚で、和室の飾り棚として設けられる。

床の間の脇(床脇)に設け、普通、1間(約1.82m)か0.75間(1.365m)の間口で、上方に天袋、下方に地袋が設けられ、これらの設備全体も違い棚とよばれる。

床の間、書院とともに和風室内装飾の重要なもので、室町時代に始まった。元来は置き棚であったが、やがて造り付けとなったもので、江戸時代には書院造りの住宅のなかで大いに発展した。