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用 語備中松山城
よびかなびっちゅうまつやまじょう
別 名高梁城(たかはしじょう)
分 類建築設計/建築様式/城郭建築建物
構造分類全般
工事分類城郭建築
関連用語建築様式・城
参照資料

備中松山城 とは

備中松山城

岡山県高梁市内山下にあった山城で、別名、高梁城(たかはしじょう)。
四国の愛媛県松山市にある松山城 との混同を避けるために、一般的には「備中松山城」と呼ぶ。城跡が国の史跡、江戸時代に建造された天守などが国の重要文化財に指定され、天守が現存する唯一の山城として有名である。

城のあった臥牛山は4つの峰からなり、小松山に本丸・二の丸・三の丸が階段状に配され、大松山、天神の丸、前山にも遺構がある。海抜約430mの臥牛山小松山山頂の本丸へは、麓の御根小屋から約1500m、1時間ほどの道のりの山道を経て至る。
江戸期の備中松山藩時代は山城で不便なため、山麓に御根小屋という御殿を構え、そこで藩主の起居・藩の政務を行った。

現在は城跡が国の史跡に指定され、江戸時代に建造された天守、二重櫓、土塀の一部が国の重要文化財に指定されている。そのほかに石垣、復元された、門、土塀が現存する。日本三大山城の一つとされる。
その他の三大山城「岩村城」(岐阜県恵那市岩村町)・「高取城」(奈良県高取町)。


● 所在地岡山県高梁市内山下1
● 城の種別山城
● 築城者水谷左京亮勝宗
● 築城年天和3年(1683年)
● 遺構天守・二重櫓・土塀(重要文化財)、城跡(史跡)
● 天守閣構造木造 2層2階