切妻屋根の流れ方向を平と言い、平側から建物に入る形式を平入りと言う。 すなわち棟(大棟)と平行な面に出入り口のある形式。 玄関を平入りにすると、屋根の雨が落ちてくるので、庇や樋が必要となります。 社寺建築の仏教建築では、建物の荘厳さなどを表現するために長手方向を正面とし、仏像の配置から平入りが一般的です。また、神社建築では、神明造り、八幡造り、流れ造り、権現造りなどが平入りです。 【対義語】・・・妻入り