物と物との隙間、または、その隙間を塞ぐ部材を指します。 例えば、軒桁の上に垂木を載せますが、垂木の成(せい)の分だけ隙間が空きます。その隙間を防ぐために用いる板を面戸板と言い、また、軒瓦と広小舞の取合も隙間ができます。これらの隙間を軒先面戸といい、また、それらの隙間を塞ぐ部材を指します。 また、桟瓦とのし瓦の間にできる隙間を埋めるための瓦を面戸瓦(めんどがわら)と言います。