根切り底に割栗石を小端立てに並べ、さらにその隙間を目潰し砂利で埋め、蛸突きなどで突き固める地業。 割栗地業は、割られた石が相互にかみ合い、一つの板のようになって、定着地盤の突固めを効果的に行うことを主な目的とし、割られた石とは、玉石の割られたもの、及び砕石で、大きいものを表しています。 尚、良質地盤においては、割栗地業を施すことにより地盤を乱し、かえって耐力を減らすことがあるので、十分に注意する必要があります。