黒または紺と、白の明暗2種の色を交互に配した正方形の連続模様。 18世紀江戸中村座の芝居で佐野川市松と言う役者が、この模様の袴をつけたことに由来する名称。 今日では、他の色の場合もこの名を使うようになり、また、パーケットフローリングなどの木目の張り方向を変えたり、仕上材を変える場合も「市松張り」としてつかわれています。 英語では、チェッカー盤(チェス盤)に例えてチェッカー、チェックなどと呼ばれています。 市松模様以外に、亀甲模様・麻の葉模様・七宝模様・青海波模様・籠目模様・唐草模様・矢筈模様・勾玉模様などの模様があります。