つる草がからみ合うさまを図案化した模様。 日本には中国から伝わったといわれ、主題となる植物によって忍冬(にんどう)唐草・葡萄(ぶどう)唐草などと呼ぶ。 唐草模様は、複数の曲線や渦巻き模様を組み合わせることで、つるが絡み合う様子を表す。 蔦を写実的に描いたものから、左右対称の渦巻き模様などに簡略されたものまで、さまざまな種類の唐草模様が存在する。 唐草模様以外に、市松模様・亀甲模様・麻の葉模様・七宝模様・青海波模様・籠目模様・矢筈模様・勾玉模様などの模様があります。