住宅建築専門用語辞典

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用 語几帳面
よびかなきちょうめん
別 名
分 類建築工事/材料仕上面
構造分類全般
工事分類木工事
関連用語木材・造作材・面仕上・面取り・仕上
参照資料

几帳面 とは

間仕切りや風除けに用いられた家具「几帳」に由来し、几帳の柱の表面を削り角を丸くし、両側に鋭角に三角形を切取った面取りを「几帳面」と言う。

また、もっと簡単に、しゃくり面を2回かけたような簡単な面も、几帳面と呼ばれています。

几帳面は、床の間床脇違い棚の板と板の間の海老束の面も、几帳面が使われ「海老束几帳面」とも言われています。

物事を正確に行い、いい加減にしなことを「几帳面」と言いますが、建築用語から由来し、几帳面の様な細かい装飾は、職人がきちんと正確に作業をしなければ、美しく仕上がりません。これが転じて、物事をきちんと行うまじめな人を、几帳面な人と言うようになった、と言われています。

几帳面以外に、角面銀杏面など、様々な面取りがあります。

几帳面