住宅建築専門用語辞典

住宅建築
専門用語辞典

TOP > 建築設計 > モデル住宅法
用 語モデル住宅法
よびかなモデルじゅうたくほう
別 名
分 類建築設計/法律/省エネ法
構造分類全般
工事分類
関連用語法律・法規・告示・省エネ・建築物省エネ法・省エネ基準・評価方法・戸建住宅・省エネ計算法
参照資料

モデル住宅法 とは

戸建住宅の省エネ基準に基づく評価方法の1つで、2021年4月(令和3年)に新たに導入される説明義務制度の創設に伴い、、標準計算ルート簡易計算ルートに比べ、手計算可能な簡易評価方法です。

モデル住宅法は、「戸建住宅簡易計算シート」というシート(外皮性能簡易計算シート・一次エネルギー性能簡易計算シート)を用い、外皮性能一次エネルギー消費性能を算出し、省エネ基準値の適否確認を行う簡単なもので、専門知識がなくても対応できる方法となっています。

外皮性能の対応
地域区分(1~8地域)、構造(木造S造RC造)、断熱工法(床断熱基礎断熱)等に応じた外皮性能簡易計算シートを用いて、採用する建材メーカーのカタログを用いて、各部位のU値等を転記後、四則演算を行い、外皮平均熱貫流率(A)と冷房期の平均日射熱取得率(ηAC )を求め基準値以下の場合、省エネ基準外皮性能)に適合。

モデル住宅法外皮性能

一次エネルギー消費性能の対応
地域区分(1~8地域)、暖房方式(ルームエアコン・温水床暖房)等に応じた一次エネルギー性能簡易計算シートを用い、外皮性能の計算から得られたUA値とηAH値・ηAC値を基に該当する冷暖房設備の仕様に応じたポイント数を算出し、また、換気設備・照明設備・給湯設備の仕様に応じたポイント数を算出し、各ポイント数の合計が100以下の場合、省エネ基準(一次エネルギー消費性能)に適合。

モデル住宅法一次エネルギー消費性能